Veronicaの蛇 Lyrics
Band | |
---|---|
Album | 鴉/IX(2014) |
Type | Album (Studio full-length) |
Genres | Death Metal, Power Metal |
Labels | Independent |
Album rating : –
Votes : 0
Votes : 0
4. Veronicaの蛇
鎮めて 鎮めて
抜殻と成り果て
沈み 沈めて
一切を掬う
深みに散って 引き摺りこまれ
喘ぐ間も無く 連れて行く
月は刻々と満ちていく
翳り 溢れ 生れし情念 沸々と滾り
やがて形を成し 現われたるは鵺の如く
鎮めて 鎮めて
抜殻と成り果て
沈み 沈めて
一切を掬う
深みに散って 引き摺りこまれ
喘ぐ間も無く 連れて行く
夜は深々と更けていく
午前零時の鐘は鳴り もはや物謂わぬそれは
塒を巻いて 見つめていた
私は私に為り 私になった
貴方は私に生り 私になるでしょう
同一であり 同色であることを 望む
故に 黒い舌で その言葉を吐き続けている
繋がり 重ねた 名残も
連ねた 結いし 憧れも
綺麗な 緋色に 梳けていく
記憶と共に
枯れて
絡み合い 螺旋を描く
遠ざかる 影を追い
嗚呼 茜射す 深き 憂いに
紅く 紅く 咲いて 故に 零れて
色亡き 虚ろへ
あの日から いつまでも忘れぬ
睡り 落ちて さよなら
堅牢な殻を破り 這いいずる
餓えた子等は 皆 赤い眼をしている
やがて止め処なく溢れる
欲望のままに 御前を飲み干してしまうだろう
血の一滴も残さず なにもかも全て
【独白】
暗澹たる空の下 泣いているのは誰でしょう
お日様でしょうか お月様でしょうか
いいえ 私ではありません
だって こんなに嬉しいのですから
そういえば 何故 お空が赤いのでしょう
雨に濡れた女が花弁を千切っている――
好き 嫌い 好き 嫌い――
好き 好き 好き 好き。
嗚呼 過ぎ去る景色と 想いは風に攫われていく
壊れた 夢に咲く 尊き日々よ
決して忘れぬよう 深く 深く 焼き付けた
夢終わり 仮初めの明日を見ゆ
悉く 奪い去り 悉く
浮かぶ 私は 月に流れてく
独り 朽ち行く 運命と 謡うなら
黒く 黒く 塗り潰されて
永久に 揺れる 灯火に焼かれながら
沈む 私は 月に流れつく
二人 果て行く 呪いを 嘆くなら
白く 白く 塗り潰されて
いずれ 交じる 天命を抱きながら
繋がり 重ねた 名残も
連ねた 結いし 憧れも
綺麗な 緋色に 梳けていく
記憶と共に
枯れて
絡み合い 螺旋を描く
遠ざかる 影を追い
嗚呼 茜射す 深き 憂いに
碧く 碧く 歪む 影に 溺れて
情めく 現に
あの日から いつまでも変わらぬ
二人 堕ちて さよならを
抜殻と成り果て
沈み 沈めて
一切を掬う
深みに散って 引き摺りこまれ
喘ぐ間も無く 連れて行く
月は刻々と満ちていく
翳り 溢れ 生れし情念 沸々と滾り
やがて形を成し 現われたるは鵺の如く
鎮めて 鎮めて
抜殻と成り果て
沈み 沈めて
一切を掬う
深みに散って 引き摺りこまれ
喘ぐ間も無く 連れて行く
夜は深々と更けていく
午前零時の鐘は鳴り もはや物謂わぬそれは
塒を巻いて 見つめていた
私は私に為り 私になった
貴方は私に生り 私になるでしょう
同一であり 同色であることを 望む
故に 黒い舌で その言葉を吐き続けている
繋がり 重ねた 名残も
連ねた 結いし 憧れも
綺麗な 緋色に 梳けていく
記憶と共に
枯れて
絡み合い 螺旋を描く
遠ざかる 影を追い
嗚呼 茜射す 深き 憂いに
紅く 紅く 咲いて 故に 零れて
色亡き 虚ろへ
あの日から いつまでも忘れぬ
睡り 落ちて さよなら
堅牢な殻を破り 這いいずる
餓えた子等は 皆 赤い眼をしている
やがて止め処なく溢れる
欲望のままに 御前を飲み干してしまうだろう
血の一滴も残さず なにもかも全て
【独白】
暗澹たる空の下 泣いているのは誰でしょう
お日様でしょうか お月様でしょうか
いいえ 私ではありません
だって こんなに嬉しいのですから
そういえば 何故 お空が赤いのでしょう
雨に濡れた女が花弁を千切っている――
好き 嫌い 好き 嫌い――
好き 好き 好き 好き。
嗚呼 過ぎ去る景色と 想いは風に攫われていく
壊れた 夢に咲く 尊き日々よ
決して忘れぬよう 深く 深く 焼き付けた
夢終わり 仮初めの明日を見ゆ
悉く 奪い去り 悉く
浮かぶ 私は 月に流れてく
独り 朽ち行く 運命と 謡うなら
黒く 黒く 塗り潰されて
永久に 揺れる 灯火に焼かれながら
沈む 私は 月に流れつく
二人 果て行く 呪いを 嘆くなら
白く 白く 塗り潰されて
いずれ 交じる 天命を抱きながら
繋がり 重ねた 名残も
連ねた 結いし 憧れも
綺麗な 緋色に 梳けていく
記憶と共に
枯れて
絡み合い 螺旋を描く
遠ざかる 影を追い
嗚呼 茜射す 深き 憂いに
碧く 碧く 歪む 影に 溺れて
情めく 現に
あの日から いつまでも変わらぬ
二人 堕ちて さよならを
Added by 모흐
鴉/IX - Lyrics
1. 鴉/IX Lyrics | 2. 蝿の王 Lyrics |
3. 斑 Lyrics | ▶ 4. Veronicaの蛇 Lyrics |
5. HΣX.D Lyrics | 6. 零ノ柩 Lyrics |